温泉といえば、大分を思い浮かべる人も多いのでは。ところが温泉や銭湯に払うお金の1位は、青森県でした。
温泉・銭湯の入浴料(1世帯当たり、2023〜2025年の平均、47都道府県に換算)
青森県VS大分県
3,872円1年に払うお金1,352円
1位47都道府県の中の順位38位
281回100世帯が1年に払う回数87回
青森県の3勝。払うお金は大分県の2.9倍
47都道府県を一本の線に並べました。点を押すと、その県の数字が出ます。
青森県1位3,872円(全国平均の2.24倍)
- 青森県
- 大分県
- あなたの県(記事の上で選べます)
2位は長野県(3,466円)、3位は富山県(3,253円)でした。
朝風呂の県、青森
日本経済新聞は2015年、青森の朝の暮らしを「仕事前に、まずひとっ風呂」という見出しで伝えています。
NTT東日本「Lumiarch」の取材では、青森の湯っこ協会の代表が、子どものころの朝を話しています。小学校へ行く前に、毎朝、朝風呂に入っていたそうです。
青森県は、起きる時刻が47都道府県でいちばん早い県でもあります(6時17分)。
しかも、床屋・美容院にかけるお金は44位
お風呂代は1位なのに、床屋や美容院を含む理美容サービス全体では、47都道府県の44位です。
お風呂代だけが、突き抜けています。
もしかして朝風呂の習慣が、お風呂代を押し上げているのかもしれません。
「おんせん県」は大分。お風呂にお金を払う県の1位は、青森。
全順位表
温泉・銭湯の入浴料、1世帯が1年に払うお金(2023〜2025年の平均、47都道府県に換算)
| — | 全国 | 1,725 | 1.00 |
|---|---|---|---|
| 1 | 青森県 | 3,872 | 2.24 |
| 2 | 長野県 | 3,466 | 2.01 |
| 3 | 富山県 | 3,253 | 1.89 |
| 4 | 群馬県 | 2,830 | 1.64 |
| 5 | 岩手県 | 2,749 | 1.59 |
| 45 | 高知県 | 885 | 0.51 |
| 46 | 岡山県 | 739 | 0.43 |
| 47 | 沖縄県 | 355 | 0.21 |
※総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 表番号4-1(2023年~2025年の3年の平均)。
読んでみて、どうでした?
出典
- 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 表番号4-1(総務省統計局、2023年・2024年・2025年) https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040140558 ほか(2024年 000040247209、2025年 000040409546)
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(令和7年(2025年)1月改定)(総務省統計局) https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx
- 社会生活基本調査から分かる47都道府県ランキング(令和3年社会生活基本調査結果より)(総務省統計局、2022年11月30日公表) https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/rank/index.html
- 日本一のおんせん県おおいたツーリズム戦略(2025-2027)(大分県 商工観光労働部 観光政策課、2025年3月27日更新。呼び名の出典) https://www.pref.oita.jp/soshiki/14180/tu-rizumusenryaku2025.html
- 青森・起床時間の早さ全国一 仕事前に、まずひとっ風呂(日本経済新聞社、2015年7月1日) https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88703700Q5A630C1NZ1P00/
- なぜ青森には温泉・銭湯が多いの?地域の日常に息づく「湯っこ」文化(NTT東日本「Lumiarch」、2025年12月4日) https://lumiarch.ntt-east.co.jp/articles/202512_aomori/
- 47都道府県への換算の重み:令和2年国勢調査 人口等基本集計 表番号6-3-1 世帯人員の人数別一般世帯数(総務省統計局、2020年10月1日) https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003445278
この記事は、上記の統計を加工して、統計物語が作成しました。
※家計調査の県庁所在市の値(調査都市が複数ある県は世帯の数で加重平均した値)を、その県の値としています。



