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統計データが紡ぐストーリー

街舞台:長崎県・東京都・大阪府・福岡県

長崎県は、バスで通う県。東京都の4倍

1位 長崎県9.91%

通勤・通学にバスを使う街と聞くと、東京都や大阪府を思い浮かべる人も多いはず。乗合バスだけで通う人の割合が日本一なのは、長崎県でした。

通勤・通学に乗合バスだけを使う人の割合(2020年)

1位 長崎県9.91%59,811人
2位 福岡県5.34%
14位 東京都2.41%
28位 大阪府1.21%
通勤・通学に乗合バスだけを使う人の割合(47都道府県、2020年)

47都道府県を一本の線に並べました。点を押すと、その県の数字が出ます。

全国 2.21%0.38%9.91%統計物語toukeimonogatari.com

長崎県1位9.91%(全国平均の4.49倍)

  • 長崎県
  • 福岡県
  • あなたの県(記事の上で選べます)

長崎県は東京都の4倍、大阪府の8倍。2010年も11.93%で1位でした。

しかも、自転車は47位

長崎県の通勤・通学の手段(2020年)

徒歩だけ11.24%47都道府県で1位
乗合バスだけ9.91%47都道府県で1位
自転車だけ2.4%47都道府県で47位

全国では、通勤・通学する人の9.81%が自転車だけで通います。長崎県は2.4%。2010年も46位でした。

坂の街と、街じゅうを走るバス

長崎市の資料によると、長崎の市街地は、港に注ぐ2本の川沿いのわずかな平らな土地と、それに連なる斜面にできています。高度経済成長のころ、斜面が住む場所として求められ、斜面の市街地ができました。

長崎市の別の資料は、路線バスが市の全体をカバーする主な公共交通で、通勤・通学では特に乗合バスが使われていると書いています。

もしかして、坂道を自転車で上り下りするより、バスと歩きのほうが通いやすい街なのかもしれません。

家計のバス代も1位

1世帯あたりの1年間のバス代(二人以上の世帯、2023年~2025年平均、47都道府県に換算)

1位 長崎県8,801円全国の3.1倍
全国2,866円

タクシー代も8,495円で3位(全国4,371円)でした。

そういえば、04 埼玉県のガソリンの物語は、車を走らせるガソリンの値段の話でした。長崎県でも、自家用車だけで通う人は59.6%で、全国(46.91%)より多い。バスの県でも、通勤・通学の主役は車です。

長崎県では、坂の上へ、バスが通う。

全順位表

通勤・通学に乗合バスだけを使う人の割合(2020年)

—全国2.211.00
1長崎県9.914.49
2福岡県5.342.42
3広島県4.452.02
4沖縄県4.281.94
5北海道4.041.83
45山梨県0.630.29
46香川県0.630.28
47群馬県0.380.17

※総務省統計局 社会・人口統計体系(元の統計は令和2年国勢調査)の自宅外通勤・通学者数。

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出典

この記事は、上記の統計を加工して、統計物語が作成しました。

※家計調査の県庁所在市の値(調査都市が複数ある県は世帯の数で加重平均した値)を、その県の値としています。